田村文洋のプロフィール2|映画好き

映画のジャンルについて

田村文洋は幼少期から今日まで様々な映画作品を観てきたが、例えばレンタルショップに行くと、それらは全て「ジャンル」に分類されている。
そもそもジャンル分けすることは、「共通の特徴を基準に便宜上区別する行為」であるが、これが作品自体にもたらす影響も少なからずあるのではないかと考えた結果、まずは以下に「現在存在する映画のジャンル」を一覧にしてみた。
(また、田村文洋が既に観た作品名を以下に記載する。)

内容別
●アクション
・カーアクション
・空手
・カンフー
・ギャング
『ゴッド・ファーザー』シリーズ
・犯罪
・冒険
『スタンド・バイ・ミー』
『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ
・ポリスアクション
・ミリタリーアクション
・ヤクザ

●SF
『2001年宇宙の旅』
『スターウォーズ』シリーズ
『ブレードランナー』
『宇宙戦争』
・スペースオペラ
・怪獣

●コメディ
・スラップスティックコメディ
・ロマンティックコメディ
『メリーに首ったけ』
『ローマの休日』
『幸せになるための27のドレス』
『10日間で男を上手にフル方法』
『キスへのプレリュード』
『フレンチ・キス』
・スクリューボールコメディ

●サスペンス
・サイコサスペンス

●時代劇
『壬生義士伝』

●児童

●スリラー

●ミステリー
『シックス・センス』
『ブラック・スワン』
『メメント』
『ザ・ビーチ』
『氷の微笑』
『スイミング・プール』
『天使と悪魔』
『アザーズ』
『オーシャンズシリーズ』
『フライトプラン』

●ホラー
・スプラッター
・サイコホラー
・オカルト
『学校の怪談シリーズ』
・モンスター

●探偵
『チャーリーズ・エンジェル』
『探偵はBARにいる』

●スペクタクル
・歴史
『ブレイブハート』
『トロイ』
・戦争

●スポーツ
・ボクシング
『ミリオンダラー・ベイビー』
・サッカー
『ベッカムに恋して』
・野球
『プリティ・リーグ』

●青春
『ジョゼと虎と魚たち』
『17歳の肖像』
『あの頃ペニー・レインと』
『永遠の僕たち』
『ウォールフラワー』
『旅立ちの時』

●ノスタルジー

●西部劇
・マカロニ・ウェスタン
・和製ウェスタン

●パニック
・ディザスター

●ファミリー
・ファンタジー
・動物
・文芸

●プロパガンダ

●音楽
『ロック・オブ・エイジズ』
・ミュージカル

●恋愛

●連続活劇

●剣戟

●ロードムービー
『スタンド・バイ・ミー』

形式、様式別
●サイレント
●白黒
●テクニカラー
●トーキー
●特撮
●3D
●短編
●長編

その他
●アートフィルム
●親子
●カルト
●モンド
●教育
●宣伝
●実験
●B級
●社会派
●風刺
●エクスプロイテーション

撮影技法別
●アニメーション
『ジブリシリーズ』
『ディズニー』 
『ピクサー』

日本の実写映画について

昔から世界中で小説などに描かれる「文字だけの世界」を映像に落とし込む試みがなされてきた。
近年、漫画やアニメ作品などが日本独特の文化として海外から高い評価を受け、またこれらの「実写化」が急ピッチで進められているように田村文洋は考えているらしい。現実の世界を舞台にした映像作品では表現しきれない演出を可能とする2次元ならではの作風は、現代の最新技術の発展により完全までとはいかないまでもかなり近いところまでの再現は可能となったと推測する。
そんな「2次元の実写化」の特徴や背景を以下にまとめてみた。

「実写」の持つ意味とは?
①実際に存在する状況、景色などを、文章化したり絵で表現する
②模型やセットを一切使用せず、目の前の出来事を映像や写真に収める行為
③漫画、アニメーションなど2次元作品をそのままアニメ化するのではなく、実際に存在する俳優を用いて映像化すること

日本国内での「実写」の立ち位置
映像作品に関わったスタッフによって、製作側と観客側での「実写」に対する見解に齟齬が生じることがある。
例えば、2001年に公開された『アヴァロン』は押井守が実写映画に挑んだものとされているが、本人は「実写素材を使用してつくったアニメーション」「実写として撮影したとしても、編集や後処理によってコントロールすれば、それはもうアニメーションだ」と主張しているそうだ。
この見方は、実写とアニメーションを技法ではなくジャンルとして区別する日本人ならではの思考である。アメリカではアニメーション作品が人気が出た場合すぐに実写化するという順序はもはや当たり前のものであるため、このような区別をつける行為はあまり必要とされないらしい。
昨今日本国内で制作される2次元エンターテイメントを3次元へと移行させる行為は自然な流れとして認識されているものの、その背景には複雑な事情が存在すると聞く。そのことについては以下で触れるが、しかし、「実写」が映画製作の技法ではなくジャンルのひとつとして存在する時点で、その立ち位置はかなり曖昧なものなのではないだろうか?

何故日本では「実写化」をするのか?
アメリカで制作されたドラマは日本でも大変な人気を見せているが、そこには大規模な予算と時間をかけるという、日本のドラマ事情とは異なる背景が存在する。しかし、日本の映画は低予算で制作されることは昔から変わらない。そこから海外のドラマ人気に邦画が追いつけないという現状がどうしても生まれてしまうのだろうと田村文洋は考えているそうだ。
以上の内容から昨今頻繁に2次元の実写が試みられている理由は、邦画制作のための「資金集め」が目的ではないだろうか。人気作品をスクリーンに落とし込み、コアなファンにチケットを販売することで得た資金を「本命の作品づくり」に利用するのかもしれない。

田村文洋にとって「映画」とは?

昔から自他共に認める映画好きの田村文洋にとって、「映画」とはどのような立ち位置に存在するのだろうか?以下で考察していきたいと思う。

「映画」の定義について
映画とは、「フィルム」に焼き付けた「静止画」を「映写機」により「スクリーン」に連続投影するという方法により、画像の対象となったものの動きや色、形を再現するものである。
また、「映画」の枠内には当てはまらないものの、「映画館でスクリーンにうつす動画」は広義にとらえると「映画」と言えなくもないそうだ。
日本語では、活動写真、キネマ、シネマ、またそれ以外でも英語ではfilm、movieと訳される。
・活動写真
元々はmotionpictureの直訳で幻灯機を指す。
・キネマ
戦前の日本では映画をkinemaと呼ぶこともあったそうだ。由来は当時販売していた映画雑誌から文字ったという、一種懐古主義的なものである。
・シネマ
cinemaとはフランス語で映画を意味し、ちなみに語源はギリシャ語の「動く」をあらわす言葉からきているという。アメリカではアート作品をシネマ、娯楽作品はムービーと呼ぶ傾向があるらしい。
「映画」という言葉の意味はそのまま「画を映す」、「映された画」であるため、そこから転じて「フィルムから流れる画像をスクリーンに映す」という行為に用いられるようになったと考えられているようだ。


☆フィクションとノンフィクション
映画は今や古代から存在する芸術品さえも凌ぐ存在として世界中の誰もが認識している。映画自体は作品としての地位を確立しつつあるようだが、しかしその技法に決まりはない。
映画を「ジャンル」に区別することは可能だが、それは↑で試したので、ここでは「フィクション」と「ノンフィクション」について記載したいと思う。

フィクションの特徴
・「フィクション」という言葉の意味は、作りごと、虚構、創作。
・英語ではfictionで、語源はラテン語のfictio=作られたもの、からきている。
・一般的な捉え方と文字としての捉え方とではニュアンスが異なる。
・たとえば、一般的にフィクションといえば「真実でないものをあたかも真実かのように創作する」という意味合いだが、文字としては小説など「架空のできごとを想像的に演出した散文」とされているという。
・小説のジャンルとしてフィクションを説明する場合、「作者の創造力によって作られた架空の物語」となる。

ノンフィクションの特徴
・史実や記録といった「実際にあったできごと」に基いた創作を指す。
・形態は、文章、映像、体験者へのインタビュー等、様々なものが存在する。
・作者によってインタビュー内容の編集や独自の演出が行われるため、作品にはオリジナリティ色が強くでるらしい。
・ノンフィクションが一般的に認知されたキッカケは1960年から発刊された『世界ノンフィクション全集』(全50巻)である。
・当時、”ノンフィクション”の地位は文学作品のなかでは低かった。
・60年~70年代、ノンフィクション作家の数が飛躍的にのびた。
・雑誌媒体によるノンフィクションの連載が注目を受け、チーム編成でつくりあげるページが話題を呼ぶ。



☆映画音楽
「映画音楽」とは、その名のとおり、映画内で使用される音楽のこと。昨今の映画では、物語の雰囲気やキャラクターの個性に合わせてバックミュージックを流すだけではなく、楽曲そのものを作品のメインに添える傾向もある。

田村文洋的音楽が魅力的な映画
・『あの頃ペニー・レインと』
「スティルウォーター」という架空のバンドと、グルーピーの少女、そしてローリングストーン誌のライターになるべく奮闘する少年が登場するという、1970年代のロックが中心のこの物語は、まさに「音楽」なくしては語れません。
しかもバックで流れるのがデビッド・ボウイにレッド・ツェッペリンという・・・ロックマニアにはたまらない一作。是非ともサントラを購入して欲しい。

・『タイタニック』
タイタニックといえば、ジャックとローズによる、日本でも社会現象になった「あのポーズ」が有名ですが、それ以外にも魅力がもりだくさんで、特に田村文洋的には音楽に注目したい。
タイタニックの音楽といえば「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」だけじゃありません。物語を彩る民族音楽を彷彿とさせるメロディの数々が、それぞれの乗客たちにどのような人生があり、彼らはどんな運命をたどるのか、観客が想像力を稼働する鍵となっている。

・『レオン』
レオンを観る時は、是非ともエンディングを日本語字幕に設定して欲しい・・・・!!(切実)
スティングの「シェイプオブマイハート」には、レオンの「愛」と「人生」と「運命」のすべてが詰まっています。そして歌い上げるスティングの声の艶やかさがピッタリ。
「I know that diamonds mean money for this art.But that's not the shape of my heart」・・・あぁ、切ない。

・『ロック・オブ・エイジズ』
元々は舞台だったこの作品が映像化され、重要な役ながらも、なんと主役ではない、落ちぶれたロックスターをトム・クルーズが演じている事実に驚愕した観客は多いのではないだろうか??
主演のふたりとトム演じるステイシーが最後に舞台上で共演した際に歌った「Don't Stop Believin」で大号泣した田村文洋です・・・。
この「信じることを止めるな」の部分、字幕では「物語はつづいていく」になっているのですが、どちらも最高!!

・『アサシン』
殺し屋家業を営むある女性の悲しき運命を描いた『ニキータ』の、こちらはリメーク版。ですが、あまり話題にならなかったのが個人的にちょっと不満・・・。
この『アサシン』は、伝説のジャズ歌手、ニーナ・シモンの歌声に終始彩られているのが大きな特徴ではないかと。
ニーナ・シモンの力強くも儚く、まるで不安な少女のような歌声が、主人公マギーの、仕事と恋とに揺れる不安定な感情と重なって、たまりません。
こちらも是非サウンドトラック購入をおすすめします!部屋を暗くして聴いてくださいませ。

  • 最終更新:2017-04-21 15:08:26

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード